ピラティスの歴史とその効果
2024/11/14
こんにちは!
本日はピラティスの歴史についてお話します。
ピラティスは、20世紀初頭にジョセフ・ピラティスが考案した体幹トレーニングメソッドです。
ジョセフ・ピラティスの誕生と幼少期
ジョセフ・ピラティスは1883年、ドイツで生まれました。
幼少期は喘息や関節リウマチ、熱病などに悩まされ、体が非常に弱かったため、健康と体力を向上させる方法に強い関心を持ちました。
彼は様々な運動法や呼吸法を研究し、ボディビルや体操、ヨガ、武術の要素を取り入れて、体と心を調和させる独自のエクササイズ法を開発し始めました。
ピラティスの誕生 〜第一次世界大戦中の経験
ジョセフ・ピラティスは第一次世界大戦中、イギリスの捕虜収容所で過ごしました。
そこでは、負傷兵たちのリハビリ支援を行う機会に恵まれ、自分のメソッドを彼らの治療に応用し始めました。この経験を通じ、病床の上でもできるエクササイズや、ベッドの部品を使って負荷を調節する「リフォーマー」「キャデラック」といった現在のピラティスマシンの原型が誕生しました。
ピラティスの普及 〜アメリカでのスタジオ設立
1926年、ジョセフ・ピラティスはアメリカに移住し、ニューヨークで自身のピラティススタジオを開設しました。このスタジオはニューヨーク・シティ・バレエの近くにあったため、ダンサーやアスリートにピラティスが広まりました。
特に、体幹を強化し柔軟性を高める効果が評価され、ダンサーたちのリハビリやパフォーマンス向上に欠かせない存在となったのです。
コントロロジーの誕生と「ピラティス」への名称変更
当時、ピラティスは自分のメソッドを「コントロロジー」と名付け、「心身を完全にコントロールすることで健康を目指す」トレーニング法として提唱しました。
コントロロジーの考え方は、体幹(コア)を鍛えることを重視し、全身をバランスよく強化するエクササイズとして根付いていきました。
ジョセフの死後、このエクササイズ法は彼の名前にちなんで「ピラティス」として普及し、世界中で実践されるようになりました。
現在のピラティス 〜フィットネスとリハビリ分野での役割
ピラティスは、リハビリ分野で培われた独自のメソッドから発展しており、骨格のバランス調整や体幹の強化に特化しています。そのため、スポーツ選手やリハビリを必要とする方々の間で人気が高く、また健康促進や姿勢改善のために多くの人に実践されています。
ピラティスの歴史を理解することで、単なるフィットネス以上の価値があることが見えてきます。心身を整え、怪我予防やリハビリにも役立つピラティスのエクササイズは、健康と美しい体作りを追求する現代人にとって非常に有益なトレーニング法と言えるでしょう。
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